カウンセリングでは、自分の思いや現在の問題点などを言葉を使って表現し伝えようとしている相談者(クライエント)の対面から始まる。その為、言葉が中心になり何から伝えればよいのか分からず、同じ話の繰り返し堂々巡りであったり、結果的に問題点がはっきりしなくなる。

現代の日本では子供だけでなく成人も言葉で自己表現することが困難な場合が見受けられる。このような場合に言葉を使わずに表現できる(非言語)箱庭が利用される事がある。

砂の入った箱に中にミニチュア玩具を自由においてゆく遊戯療法。砂に触れたり、置いたり、作成中の箱庭や出来上がった箱庭を見ているうちに、混沌として何かわからなかった自己表現が分かりかけてくる自分に気づきスッキリする。

【個人箱庭セラピー】

今の自分がどういう状況にいて、何を考え、何が問題何かを気づいてもらうため。

【ペア箱庭セラピー】

ペアとなるカップルの関係性、相対するお互いの感情を知るため。

【抽象箱庭セラピー】

そのもの自体では意味をもたない抽象的なものを使い、思い描くイメージを表現する。

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